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『ザリガニPARTY♪』
~北海道阿寒湖産ウチダザリガニとサルディーニャワイン~
22/8/29
ザリガニをこよなく愛する美食家たちが日本各地から集まった———
スウェーデンではお馴染みの食材だが、よく調べてみると、北欧に限らず、フランス、アメリカ、専門店がある中国など世界中で食されていることが分かった。国によって味付けや調理方法も様々だが、今回は鮮度を保ったままシンプルにボイルし、地中海産のフレッシュな白ワインを合わせるという。ほかにも、ワインに合わせてサルディーニャ料理が振舞われるというからとても楽しみにしていた。
ウチダザリガニは、少年時代に大変お世話になったアメリカザリガニ(今年5月に放流や販売が禁止された)とは異なり、全長 15〜20㎝ぐらいの大型で、大きなハサミには白い模様があるのが特徴だ。参加者の中にザリガニ博士がいて、産地のことや生態、殻の外し方など詳しくレクチャーしてくれた。
———ぎっしりと並べられたウチダザリガニ。
スウェーデン風にハーブを効かせてシンプルに塩茹で。肝心の味だが、一度にエビとカニを食べたような印象で、口当たりはシャコに似ているという意見が多かった。可愛い被り物とエプロンが配られ、ディズニーランドならぬザリガニランドとも呼ぶべきか、夢の世界に来たような感覚で皆んな楽しんでいた。
味わったことない謎のジビエを待つかのような緊張感もなく、終始賑やかなイベントとなった。
料理に合わせた白ワインたち———
右側の2本がヴェルメンティーノ種を使用したサルディーニャ
島産。なかでも「アラゴスタ(海老ラベル)」は微発泡スタイルでさっぱりと飲みやすく、この日の人気No.1だった。ほかにも、カリフォルニア産のシャッフェンベルガー(ホワイトハウス御用達)やフランス産シードルを持ち込む方も。